夏の思い出と言えば、僕には大学生時代に大阪地域で1ヶ月ほど大学の寮で生活していたのが一番最初に思い浮かぶ。
何故か近くにあった駅の名前とか学校の名前はよく覚えてないが、あの夏の風とか、光とか、匂いと、自分を巡って起きた色々な事件だけは鮮明に覚えている。
午前中には学校で授業があり、13時頃には自由になるような生活だった。時間だけは有り余るほど溢れていた。
若かったけど貧乏だった僕は好きになった女の子に電話をかけようと何度も公衆電話の近くをうろうろしていた。まさか携帯のない昔ではなく、外国人で学生の僕には日本国内で使える携帯を持ってなかっただけだった。
コインが落ちるスピードが早すぎてびっくりして、電話にでた彼女の声にびっくりした。ドキドキが止まらなかった。今考えて見るとすごい勢いでダッシュしてたなと思うけど、あの時僕の人生にはそれしかなかった。何度もチャレンジしてやっとデートの日が決まり、詳しくもないのに全力でコースを考えて梅田駅へ向かった。
結果的には上手く行かなかった。彼女は僕と同じ歳だったけど授業を受けている先生だったし、もう彼氏もいると。あまり悲しくはなかった。多分自分で出来ることを全てやってたからと思う。
それから何よりあの夏の、青春の特別な思い出ができただけで、十分幸せな気持ちだった。そう言えば女の子に初めて振られた記憶だけど、笑
後で分かったけど彼女は韓国の男性と結婚して今は韓国で生活をしているらしい。くそ!笑
まあ、良いけど。
それがもう10年以上も経っている。画像は良くないけど、あの時を代表できる写真を一枚共有して見る。