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매거진 K문학

ケアの温度

by 이은주


報道資料

ケアの温度


単行本: 192ページ

出版社: ヘルツナイン

著者:イ·ウン・ジュ/李恩珠

ISBN: 979-11-86963-54-8

発売日: 2023/07/01


[著者プロフィール]


エッセイスト、日本文学翻訳家、介護士。翻訳家になるため20代から夢を育み、日本大学芸術学部文芸学科を卒業した。『宮崎駿を読む』を翻訳して夢をかなえた。 以後文学が人生のすべてだと思って生きた。4年間、翻訳した『ウラ読みドストエフスキー』がヨルリンチェクトゥル(The Open Books Co.)から出た時は日本大学芸術学部の入学の時、自分との約束を守ったような気がした。数多くの職を転々とした。病気だった弟の代わりに甥や姪を育てながら我を忘れて生きている間に亡くなった祖母のことが思い出した。介護の資格を取得した後、祖母を哀悼する時間を持つことができた。その間、ケアについて深く探求することが文学ではないかという考えに至った。翻訳家からエッセイストへの変化を夢見て、三冊のエッセイを執筆した。介護をしながら経験したことを『私は神々のケアラです』(ヘルツナイン、2019)、そしてADHDである甥のチョンミョンと世の中のすべての弱くて寂しい人々を慰める『こんなに泣いて疲れたでしょう』(ヘルツナイン、2021)に続き20代留学時代に会った縁と文学に向けた奮闘を書いた『東京因縁』を出版することになった。2023年には、認知症で苦しんでいる母親の世話を『ケアの温度』(ヘルツナイン)にまとめて多くの人々に反応を得た。
訳した本は『宮崎駿を読む』、『友がみな私よりえらく見える日は』、『I'm sorry, mama』、『恋するたなだ君』、『ドラッグストア トリッパー!』、『ウラ読みドストエフスキー』、『船に乗れ』、『人生で最も重要なことはゴリラから学んだ』、『失われた時を求めてへの招待』などがある。最近、認知症で苦しんでいる母親の世話をし、翻訳、執筆活動と共に各種放送出演、講演活動を続けている。


[目次]

プロローグ

近くに恋があった

みんなで一緒に天国に行こう

世話をしあう子とおばあちゃん

靴直し屋で出会った大切なものたち

母の電子タバコ

アーサー·クラインマンになろう

ママの人生説明書

私を抱きしめてくれる?

ママの介護を申し込む

きれいな認知症はありません

ママのナバクキムチ・キット

お母さん、そうじゃないですよ

母という憂鬱について

哀悼は母の生前から始まる

みんなそうだよ、お母さん

母の言葉を集めて

母は私の職業を恋した

醤油の味

母の入れ歯

母だからそんなことは言えない

お母さん生きようと決めた

娘の心は夜のネオンのように


格好いいケアを分かち合う現場

最後の葉の心情

頑張るまで頑張ってスプーンを持って

無気力は自己ケアの合図だった

10年間、借りて使った彼女のティッシュ

残り50年を善く、弟の未来

四回の判ったという返事とケアの技術

私は母の介護士です

神々の教室に入る

癒しの文学、文学の治癒

世話を受ける能力

恋をください


その服、私にちょうだい

ケアの民主化と回復の弾力性

あなたのせいではありません。

お母さんにそうしてあげられるじゃないですか

ケアのシステムの革新が必要だ

下手な世話でも彼らのように愛するなら

ステラさんのケアの技術

親の世話が誇りになる社会

乾燥した記録の中に込められた涙の跡

私もあのような恋をしたい。(冬のソナタ)


ママの状態変化記録紙

ぼくをきちんと見守って

どうして一緒に暮らさないんですか?

どうして一緒に暮らさないんですか?に答えるために

介護のマニュアルと「介護の友」制度

生を、時間を、つかむ心

ヤングケアラーのための提言

死んだ場所には新しい人生が生まれる

介護の競争力を高める

すまない世話

こういう介護同伴者がいたらいいな

CBSユーチューブチャンネルシリアルとのインタビュー


[本の紹介]

私は母の介護士です


『ケアの温度』は老化と認知症でますます少女になっていく母親を家でケアする'神々の介護士'イ·ウンジュが、母親との切ない同行を経験しながら悟った、失敗しない家族世話の秘訣と持続可能な家族世話のための自己世話の重要性を伝える、家族世話の心と在宅介護の実践を盛り込んだエッセイだ。


自分の母親を世話することはほかの人々の世話をすることと次元が違う。苦痛と孤独の中に入る大変な過程だった。母親とのつらい同行を繰り返しながら、イ·ウンジュは悟ったことがある。 まさに持続可能なケアのためには、ケアの温度を一定に維持しなければならないという点だった。家族世話は感情消耗が非常に大きいため、自分自身の心の世話も大事だった。

自分自身のケアをしなければならないという自己ケアの信号を見抜き、さまざまな方法で心のケアを実行した。


'神々の介護士'イ·ウンジュが提案する失敗しない家族世話の秘訣は、まさに回復弾力性のための自己世話と家族構成員に助けの手を堂々と要請することだ。愛の本質、犠牲の尊さという重い責任感から抜け出し、世話が持つ真の価値をまともに発見すれば、孤立と苦痛という宿命を渡って回復弾力性に対する驚くべき経験と信頼と支持に基づいた暖かい平和に達することができる。このように持続可能なケアの力量、これがまさに「ケアの温度」だ。


『ケアの温度』は認知症に入った母親の世話をしながらますます孤立していく私と母親に対する記録から始まった。認知症にかかった母親について書くことは、私にはもちろん母親にも隠したい非常に私的な部分なので、とても慎重なことだった。それでもこの本を出すことになったのは、より良いケアを追求しようとする気持ちからであり、読者とケア経験を共有しながら、まだケアに介入していない世代にケアのスペクトラムを見せたかったからだ。


同時に、この記録は親の世話が持つ問題点と連帯意識の重要性を悟っていく過程であり、家族世話に対して多くの問題意識に直面する機会だった。政策と制度、社会的認識の問題もそうだし、一人一人が情緒的に文化的に、そして経済的に考えなければならない点も多かった。”

- 『私は神々の介護士です』の作家イ·ウンジュ

photo by Inyoung

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