夕方から雪が降り始めた。予報よりも降雪で明日の朝が少し心配になるぐらいの雪だった。最近お仕事がない日にはずっと引きこもっていて、天気や気温なども本当はよく分からない。でもSNSのお陰で雪が降るのが分かって一人でそわそわしてしまった。写真でも撮りに出かけようなたと思ったが、やはり一人での雪はなんだか寂しくて、今日は我慢することにした。
この季節になると、いつも誰かの温もりが欲しくなる。ただ手を繋いで、抱きあって、この瞬間が最後の瞬間のように世界の全ての音は吸い込まれ、残るのは君と僕の体温だけで十分な世界。
いつも何かを誰かを探していたはずなのに、時々分からなくなってしまう。この冬の深い夜も、永遠のような君との距離も、どんどん幽かになってしまう。
どれほど時間が経っても君のいないこの世界にな慣れないような気がする。
どこまで走ればまた会えるのだろう、君は多分"こんな事で走らないでよ"と言うと思う。またそう言われるとしても、そこに君がいるかぎり、いつまでもどこまでも走って行きたい。永遠のようなあの冬が終わらないように。忘れられないように。