私は神様の療養保護者です
나는 신들의 요양보호사입니다-이은주
報道資料
私は神様の療養保護者です
ある療養保護者の涙目の一日
発行:2019年11月01日
値段 13,800ウォン
単行本: 304ページ
ISBN 979-11-86963-41-8 03810
李恩珠プロフィール]イ・ウン・ジュ
1969年生まれ。日本大学芸術学部文芸学科を卒業し、日本大衆文化の翻訳家として活動している。訳書に『宮崎駿を読む(清水正)』『ウラ読みドストエフスキー(清水正)』『友がみな我よりえらく見える日は(上原隆)』『恋するたなだ君(藤谷治)』『船に乗れ!(藤谷治)』 『I'msorry,mama.(桐野夏生)』 『ドラッグストアトリッパー!(森井ユカ)』 『ミュージアムショップトリッパー!(森井ユカ)』 『映像が語る「日韓併合」史 1875年~1945年』 『隣人(初沢亜利)』など。
この図書は韓国出版文化産業振興院の'2019年出版、コンテンツ創作支援事業'の一環として国民体育振興基金の支援を受けて製作されました。
<目次>
プロローグ
1部 老人ホームでの一日
私は療養保護者です。
仲間に花一輪ささげる
50秒の昼寝は50億光年
彼女は私のミューズ,私の猫
私は花模様の布団がないと眠れないんだ
朝なのか夜なのか
ジュリエトビノシュの悪夢
お母さんと私 ① お母さんについて書くことにした
お母さんと私 ② お母さんが問題だ
お母さんと私 ③ お母さんの座
お母さんと私 ④ 私たちはお母さんの半分にも付いていけない
休みの日に団体メールでもらえる訃報
哀悼の時間
新家族制度が必要だ
ミューズたちは人形争奪戦中
私のミューズたちは眠った
顔に「汗」の代わりに「涙」を流す
痛い、口読み
ゼウスの沈黙
青年が療養院の敷居を踏み越えると
私たち二人きりなんだね
あら、おいしいわ
体位変更する時どこが不便ですか。
情緒的な支持が必要なあなた
くるみ菓子でゼウスと交感
夜中ずっと砂漠を歩いた
イ・クッゾン教授の講義を見て泣いた
コンピューター入力社① コンピューター入力が主な業務ですか。
コンピューター入力社② コンピューターの業務減らせないかな
今日聞きたいことを聞いた
後ろから4番目の業務日誌
後ろから3番目の業務日誌
若芽ミューズ①同じ部屋を使うといいでしょう?
若芽ミューズ②世の中に娘を憎むお母さんはいない
村の中の療養院
2部 奉仕者で療養保護者になるまで
入浴奉仕
夏の見舞い
次の講義が待ち遠しい授業
涙目で実習中① ベンジャミン・バトン 数奇な人生
涙目で実習中② なぜだ? 泣くより笑う方がマシでしょう
涙目で実習中③ 3 きれいだなんてありがとう!
3部 デーケアセンターでの一日
デイケア1 単語カード遊びの思い出と経験
デイケア2 暖かい家庭の一員になった感じ
デイケア3 一番いい薬は人だ
リズムにのるのよ
一緒にしないでください。
そのまま放っておいてください。
4部 訪問介護の日々
103号の男たち ① 一つお粥だけお飲みになれば飽きかと思ってです
103号の男たち ② たくさんしてあげるより、少し足りなくしてあげる勇気
103号の男たち ③ 夫婦、言葉はないけど
みかん
ミューズと自転車
知らんミューズに料理を1 トマトたまご料理
知らんミューズに料理を 2 おかずがキムチ一つだけの食卓
知らんミューズに料理を3 老化、認知症予防に効くカレー
知らんミューズに料理を4 食欲をそそるビビン麺
知らんミューズに料理を5 おいしいのり巻き。
知らんミューズに料理を6つギュウとかまぼこ炒め
知らんミューズに料理を7 私はただの療養保護士です。
知らんミューズに料理を8 仕事に行きましょう。
知らんミューズへの料理を9 うつ病の相談に使う鑑定票
知らんミューズに料理を 10 肉嫌いなら荏油でも
知らんミューズに料理を 11 認知症テスト
5部 私は療養保護社です
病気にかかってみてこそその心を分かる
“あなたは療養保護社になってはいけない”
十九才の療養保護社に会いたい
不足した2%の使命感を探して
2%不足するが毎日愛しています
療養保護社の移住に対する提案
心臓が縮みそうな日には
世話するということでしばらく抜け出すこと
インタビュー/痴呆は愛に回復する
エピローグ
「内容」
"この本を通じて療養保護者がどんな仕事をするのか、療養保護者にどういうサービスを受けることができるのか。それで自分の権利は何かとわかってほしい。もう少し頼みがあれば療養保護者が職業である親の子供が自分の両親がどんな活動しているのか知るようになって仕事から帰ってくる親にお茶でもいっぱい出せたらと願っている。子供の立場ではどうなのか
今度は子供の立場で考えるとどうなのか。療養院やデイケア・センターに親の世話を頼むことで両親を捨ててきたという考えから抜け出すことができたら良いだろう。かえってボランティアで来た学生たちと世話する人々と老人仲間たちに出会い、より認知刺激になると思えばどうなのか。しかも規則的な食事で健康的にもなる。ところがご両親を療養院やデイケア・センターに通わせることで両親奉養が終わったのではない。 家ごとに自分の子供育ての方法があるようにご両親を奉養する方式も一貫的に自分だけの方式がなければならないと私は考える。”
<出版社紹介>
言葉をあまりにも愛して疲れた人生でも日常生活の一部分を完全に言葉のために時間を使っていた翻訳家である李恩珠。
彼女はもう有名出版社を通じて10冊あまりの翻訳書を出した中堅翻訳家だ。 翻訳家李恩珠は生活人として様々な職業を転々としながら亡くなった祖母に対する切ない気持ちがきっかけになって療養保護者の道に入る。 幸いにも、彼女は人と人の間の親切な間隔を感知する鋭敏さと、その間に置いてある空間の温度を暖かく撫でることを心得ていた。 翻訳家として鍛えられた彼女の共感力のある文章は、人生の最後の席で半分の人間にしか扱われない療養者を再び彼ら自身の舞台に呼び上げる。その舞台は人が人であるという事実を感じさせる暖かい照明が映し出される空間だ。
誰も疎外されず、誰でも主人公になる舞台だ。