난 한 번도 만족스러웠던 적이 없어

私は一度も満足したことがない。 証明写真みたいなもの。 I 이손끝

기억나? 지난번 한국에 왔을 때,

아키코가 내 운전면허증 사진을 보고 누구냐고 물어봤;;;

覚えてる？この前韓国に来た時、

秋子が私の運転免許証の写真を見て「だれなの？」って聞いたよね。

이런 농담이 제대로 번역이 될지는 모르겠지만,

우리 언니는 내 면허증 사진을 보고 ‘북파공작원’이라고 놀려.

한국의 문화나 혜택을 전혀 누리지 못한 것 같은 촌스러운 얼굴이라면서 말이야.

こんな冗談がちゃんと訳せるかは分からないけど、

うちの姉は私の免許写真を見て「スパイだ」ってからかうの。

まるで韓国の文化や恩恵を全然受けずに生きてるみたいな、田舎くさい顔だってさ。

ⓒ 이손끝

주민등록증이고, 운전면허증이고 심지어 여권까지.

난 한 번도 만족스러운 사진이었던 적이 없어서,

설움을 갚아보겠다는 생각조차 하지 않아.

住民登録証も、運転免許証も、ついにはパスポートまで。

満足いく写真だった試しがなくて、もう諦めてるというか。

リベンジしてやろうって気持ちすら起きないんだよね。

작년에 재밌는 일이 있었지.

한국에서는 장애인에게 발급하는 카드를 ‘복지카드’라고 하는데,

나는 작년이 되어서야 ‘공식적인’ 장애인이 되었으니까.

去年ね、ちょっとおもしろいことがあったんだ。
韓国では障がいのある人に発行されるカードを「福祉カード」って呼ぶの。
私、去年になってようやく“公式の”障がい者になったからさ。

카드 발급에 쓰려고 정말 오랜만에 증명사진을 찍으러 갔어.

사진 찍고 두세 시간 뒤에 다시 찾으러 오기로 했지.

そのカードの申請に使うために、ひさしぶりに証明写真を撮りに行ったの。
撮影して、2〜3時間後に取りに来ますってことになってね。

그랬더니 사진사가 “그럼 보정은 컨펌 없이 진행하고, 사진을 뽑아놓을까요?”하는 거야.

보정을 해봤자 얼마나 하겠어라는 생각에 “네네” 대충 말하며 나왔어.

そしたらカメラマンさんが「じゃあ、修正は確認なしで仕上げておきますね？」って。
どうせたいした修正じゃないでしょ、って思って「はい〜」って適当に返事して出てきたんだ。

장애인 복지카드 ⓒ 이손끝

몇 시간 뒤에 받은 내 사진은 내가 아니었어.

포토샵으로 내 얼굴을 얼마나 만져댔는지.

성형인이 되는 걸 넘어 AI 얼굴이 있었다니까.

数時間後に受け取った写真は、もう私じゃなかった。
Photoshopでどれだけいじったのってくらい。
整形した人を通り越して、ほとんどAIの顔になってたんだよ。

하지만 이미 사진은 나왔고, 내가 해달라고 했으니까 들고 올 수밖에.

그런데 동사무소에서도 그 사진을 받아주더라고?

내가 전혀 아닌데.

でももう出来上がってるし、私がお願いした手前、持って帰るしかないじゃん。
しかも役所でもその写真、ふつうに受け付けてくれてさ。
全然私じゃないのに。

가끔 복지카드를 보여줘야 될 때 내가 걱정하는 건,

내 사진을 본 사람이,

내가 장애인이라는 사실을 의심할 까봐서가 아니라,

たまに福祉カードを見せなきゃいけない場面があるんだけど、
そのとき私が心配するのは、
見る人が私の障がいそのものを疑うことじゃなくて、

보정으로 광대가 사라지고 턱이 뾰족해진 내 사진을 보고

“이 사람 해도 너무 하는구먼” 하고 생각해버릴까 봐서야.

修正で頬骨は消えて、アゴはとんがってるあの写真を見て、
「この人、さすがにやりすぎじゃない？」って思われそうでさ。

너무 적나라하게 내 얼굴이어도,

너무 내 얼굴 같지 않아도 이래저래 신경 쓰이니까.

그냥 신경을 끄는 수밖에.

어차피 잘 나오지 않을 거,

앞으로는 세수도 안 하고 갈까 봐 그냥.

ありのまま過ぎる私の顔でも気になるし、
あまりにも私らしくない顔でもそれはそれで気になる。
だからもう、気にしないのがいちばんって思うようにしてる。
どうせうまく写らないし、今度からは洗顔もしないで行っちゃおうかな、なんてね。

그나저나 아키코처럼 예쁜 사람도 그런 걱정을 하는구나 싶네.

하지만 알 것 같기도 해 그 기분을.

それにしても、秋子みたいにきれいな人でも、そういう心配するんだね。

でもなんか分かる気もするよ。